言語聴覚士をめざす方は必見!気になる学生生活の様子をまるごと回答

STコラム

こんにちは。
言語聴覚士(ST)のかづおと申します。

ここでは言語聴覚士をめざす人が養成校に入学すると「どんな日々が待ち受けているのか?」

といったことをお伝えします。

学生(養成校)時代をリアルに語る情報は少ないので、STをめざそうとされる方への参考になればとおもい書いてみました。

かづお
かづお

質問形式で語っていきます。

 

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言語聴覚士をめざす方は必見!気になる学生生活の様子をまるごと回答

『言語聴覚士の学校に通うってどんな感じだろう?』

といった悩みは、年齢・男女問わず、誰しも抱くとおもいます。

かづお
かづお

私は不安だらけ…でした(汗)

言語聴覚士はとりわけレアな職なだけに、学業の実態をつかみ難いといえるでしょう。

本記事の内容からすべてを得ることは難しいと考えますが、それなりの情報にはなるかと思います。

入学してくる人はどんな人達?

私のまわりではごく普通の人たちが入学してきました。

一見普通なのですが、はなしを聞くとみな”人それぞれ”の入学理由がありました。

  • 身内や自分に病気がある
  • 親が医療関係者
  • リハビリの仕事に興味があった
  • 就職に有利だから
  • とりあえず進学しただけ

やる気満々の人もいれば、とりあえず進学した、という人もいました。

ちなみに私は自分の病気(音声障害)がキッカケで、STをめざしました。

かづお
かづお

30歳からSTをめざしました。

入学してくる方々は皆「生き方のひとつに言語聴覚士があった」というものでした。

学生の男女比は?

STの学生はおおむね「女子8割、男性2割」といったところ。

年々、男性の受験者は増えています。

かづお
かづお

ちなみに私は男です。

年齢層に幅があったのでなかなか楽しかったです。それと私は専門学校に入学しました。

若い子組、社会人経験組で、それぞれコミュニティを作りつつ、互いに交流していました。

 

医療系の学校は、一般大学などとくらべ、わりと年齢層が高い人達が入学してくる傾向があります。

おなじ年齢層ばかりが集まらないからこそ、世代を通じてよい刺激になりました。

ただ、ちいさな人間関係は…多少なりありました。これは後述します。

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クラス(受験者)の年齢層は?

私は専門学校の昼間部に入学しました。

クラスの年齢層は、7割が進学組(10代)で、のこりは大人組のお兄様、お姉さま方でした。

年齢はいちばん上の方で38歳でした。

かづお
かづお

夜間部には50代の方もいました。

目的意識にもよりますが、基本的に年齢が上のひとたちは、皆、やる気が違いました。

若い世代は大人組のやる気に触発され、クラスの士気は高まります。

専門と大学はどちらがおススメ?

STの養成校は大学と専門があります。

すべての学校を知っているわけではありませんが専門学校だと昼間部と夜間部があります。

学費も違いますし、通う年数も、入学条件も変わってきます。

大学出身者のほうが専門にくらべ、待遇を良くしている職場もありますが、専門だと大学より早くSTの資格受験に挑めます。

かづお
かづお

在籍年数に違いですね。

どちらに入学するかはそれぞれの立場で違ってきますので、自分の人生進路と相談です。

 

ただ専門は、入学の条件が比較的容易な一方、授業の量はとても多いです。丸一日ぶっ続けで授業…というのが殆どでしょう。

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余談:学校が提示する「資格取得実績」に注意!

学校が発表している「資格取得実績」は鵜呑みにしないでください。

学校のホームページを見てみると、

かづお
かづお

本校の国家試験合格率は98%!

というような表記があったりします。
実はこれ、カラクリが隠されている場合があります。

実際にあるのが、

”最終学年の模試成績が一定水準に達していない生徒は、国試を受けさせない”

といったもの。

これは『国家試験に合格見込みのある生徒を選別』して合格率を上げているのです。

このへんは学校説明会で担当者に聞いてみてください。

勉強はキツイのか?

それなりにキツイです。
これは専門も大学でも変わらないでしょう。

”医療系の国家資格”だけに学ぶことはたくさんあります。

実習がありますし、最終学年は国試対策の日々になります。

大変ですが、そこは仲間と先生方で支え合うことが肝心です。

授業時間は?

私は専門学校でしたので大学の授業カリキュラムを詳しくお伝えすることはできません。

在籍した専門学校では以下のような授業時間でした。

  • 昼間部:朝9時から17時(18時)
  • 夜間部:夕方から21時

夜間部においては土曜限定で朝9時から17時まで授業がありました。

かづお
かづお

キツそう…でした。

ちなみに、すでに4年制大学を卒業している場合は、2年過程で国試受験に挑める養成校もあります。

ただし、勉強のペースは極めてキツイといえます。

どのコースであっても「10代の学生に戻る」というような感覚では確実に後れを取ります。

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授業内容は?どんな勉強をした?

解剖・生理学などの基礎医学にはじまり、脳神経学・失語症・小児科学・心理学…などなど。

それに世間をにぎわす感染症(病理・疫学)なんかも学びます。

とにかくたくさん学ぶため「授業に付いていけるか心配」という声も…ありますね。

かづお
かづお

勉強…不安ですよね。

ただ、不安を解消するには”行動”するしかありません。

個人の意見ですが、その行動とは「要領のよい学習」です。

たとえばですが、勉強はむやみに長時間やる必要はありません。
人それぞれ集中力や基礎学力、記憶するチカラは違います。

まずは自分に適した勉強方法を知るところからのスタートが肝要です。

 

ちなみに私は、苦手な科目を一切勉強しませんでした。

苦手科目はどんだけ頑張っても頭に入らなかったからです。

そういった科目は他人がつくった「授業のまとめ」なんかを拝借して試験を凌いでいました(汗)

 

勉強が全般的に苦手な人はかならずいます。

そういう人は他人を頼ればいいんです。
人に頼るのが苦手なら、ネットを駆使してみてください。

医学系のオンライン学習塾など、頼れる幅が広い時代です。

 

医学情報を正しく検索するための知識はこちらを参考ください。

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休みの日はなにしてた?

寝てました…(笑)
ゲームしてました。

かづお
かづお

ゲーム好きな30代なのです。

もちろん、勉強もしてましたよ…。

あとは洗濯物干したり、部屋の掃除したり。あとゴキブリホイホイ買ってきたり。

食事は近くのコンビニや外食でした。たまに自炊。貯金を崩しながらの生活でした。

 

女性陣は「ディズニーいってきた~」とか言っていましたね。なんだか楽しそうでした( ̄ー ̄)

飲み会とかは最初のうちはありましたが、授業がきつくなると開催頻度は減りました。

 

2年生になると休日に何人かで集まって勉強会をしていました。

でも、休みは基本遊んだほうがいいです。

個人的な意見ですが、学生時代は「遊び6、勉強4」ぐらいの人が国家資格に合格しています。

実習はたいへんだった?

はい。大変です。

医療関連の資格はかならず「実習」というものがあります。

実習は医療従事者として重要な授業(体験)です。
現場の実態やその空気、患者さんにふれてみて医療全体のすがたをその身に刻みます。

多くは見学からはじまり、そのあとに実際の患者さんを相手に、症状の評価や訓練プログラムを立案します。

実習は最低でも3カ月程度は挑まなければなりません。

 

ここで内心、おもうことがあるかとおもいます。

かづお
かづお

学生にそんなことできるの!?

いえ、できるわけありません(笑)

そこで実習先で指導を担当してくださるスーパーバイザーの先生と二人三脚で学んでいきます。

したがって事前の勉強は必須です。

実習先によって多少の違いはありますが、勉強量が足らないようだと毎日の「課題(デイリーレポート)」の提出ができなくなります。

 

医療資格は取得までなかなか厳しいものがあります。

ですが、それだけ責任感のある誇らしい仕事なんだということを実習を通じて学ぶことができます。

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バイトはできる?

バイトは…1年生ならまだできます。

でも推奨しません。

学ぶことが多岐にある医療学生において「学校→バイト生活」の繰り返しだと、授業中確実に”寝ます”

その結果、授業についていけなくなり、途端に学校生活がつまらなくなります。

最終的に、学校を辞めるというケースに。

 

かづお
かづお

でもバイトしてお金ほしい…!

その気持ち、痛いほどわかります。
私も金銭には苦労しました。

ですが、このときばかりは我慢。
バイトするにしても”ほどほど”にしたほうがいいです。

ここでバイトにのめり込んでは本末転倒になってしまいます。

人間関係はどうなのか?

年齢層によってコミュニケーションの質はかわってきます。

私のクラスは当初40人ほどの在籍で、仲は良いほうでした。

というのも、私以外の社会人組がみな大人だった…。クラスをまとめて一体感を出していました。

 

ただ、見えないところで問題はあったと思います。

女性が大半を占めるクラスで、かつ、専門学校ならではの閉塞感もあり、居場所を保てない子もいました。

「クラスになじめなくて…」

こういった相談の相手になったことはありました。

 

人間同士なのでいろいろあります。

いろいろありますが、目指すゴールは一緒です。

最終的(国試間近)にクラスは一体感に包まれます。

恋愛なんかもあるのか?

さいごに恋愛について。

まぁ…学校という空間ですので…まったくないことはないかと。

わたしのクラスでは「おとなの男」がモテる傾向がありました。

かづお
かづお

実際に付き合ったカップルもいます。

(歳の差13のカップルでした)

それと夜間部では大卒以上の成人によるクラス構成となるため、恋愛という雰囲気にはならなかったようです。

私はここで語ってはいるものの、そのへんの体験に乏しかったので詳しくは書けません(涙)。

 

おとなの男性は「言語聴覚士科」への入学を考えてみてはいかがでしょうか?(宣伝)

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キミも言語聴覚士にならないか?

ここまでおつかれさまでした。

言語聴覚士は医療業界のなかでも貴重なお仕事だといえます。

それは、現場での人手に対し、世間からの需要が高いからです。

「すこしでもSTになろうとする人への情報源となれば…」

そんな思いで本記事を書いてみました。
これを機に、STの仲間が増えることを願っています。

ではではー。

 

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