【新卒必見】ブラックな病院・施設にある10の特徴【情報・見学編】

言語聴覚士

こんにちは。言語聴覚士のかづおです。

医療系に就職予定の方は、病院や施設の情報収集や見学に行くと思います。そこで「どんな職場がブラックといわれるのか」気になるとおもいます。

不健全な労働環境では成長できないばかりか、人生を無駄に消耗してしまいます。

ここではあなたが確認するべきブラック病院・施設にある”10の特徴(+番外編)と、情報収集の方法”を解説します。

医療業界に就職を考えている方、新卒の方、今回も必見です。

 

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ブラックな病院・施設の特徴:情報収集編

ブラックな病院・施設にある特徴を確認します。まず情報収集編では4つ説明。

ひとつずつ確認していきましょう。

①:高い離職率

医療は離職率の高い職業ではあるものの、魅力的な職場であれば人は残ります。

離職率はハローワークに行って求人票を調べます。
(求人票は過去3年分の『応募者数・採用者数・離職者数』が記載)

  • スタッフが減少傾向
  • スタッフを常に募集している

人それぞれの動きがあるので「離職率低い=絶対的にアウト」とは言い切れませんが、注意は払いたいところ。

個人的な経験としては、医療・福祉系ハローワーク担当者は病院や施設の内部事情にかなり詳しかったりします。お世話にはなりました。

また新卒の方であれば学内のキャリアセンター(就職相談窓口)に相談します。基本的に学校と医療機関は教育・人材育成でつながっています。

②:口コミサイトの様子

ネットですので手軽に情報収集することができます。

私がおすすめするサイトはナスコミです。

このサイトは”働いている&働いていた”人たちの率直な声が書き込まれています。かなりおススメです。

実際に私が働いていた病院を検索してみました。

会員登録しないと全文読めないのですが、冒頭だけでも濃いことが書かれています。

ここで確認したいのは、看護師・介護士さんの労働環境です。

見学編でくわしく後述しますが、”医療の血流”ともいえるこの2職種の労働環境を確認すれば、労働者に手厚い病院かどうか判断がつきます。

必ず調べましょう。

③:周辺住民からの評判

すこしチャレンジ精神が要りますが、生の情報は一味違います。

私の場合、就職希望していた病院の近くにあった喫茶店で情報収集したことがあります。

〇〇「あそこの受付ホント態度悪いんだよー」など、主観的な意見とはいえ、参考にはなります。

奇抜な方法ですが、ネット以外の評価も参考にしたいものです。

④:友人の意見

たとえば就職を考えている病院に友人がいるなら必ず相談します。系列の病院で働いていたとしても、グループ全体の特色や経営理念は知れるはずです。

ただし、情報の鵜呑みには注意。

医療業界はどこも人手不足状態なので、たとえ友人でも「いいこと」しか言わない場合があります。話し手の人柄は考慮しましょう。

友人は心強い味方のように感じますが、一緒に働く同僚となれば話は変わってきます。

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ブラックな病院・施設の特徴:見学編

お次は見学編。7つ説明します。

見学は雰囲気を体験できる一番大切な情報収集です。

⑤:外観・内観、医療設備がとても古い

見た目が古い病院や施設への就職は注意。
こういうところは医療設備も古く、医療を十二分に発揮できないことが考えられます。

古いままにしておくのはそれなりの理由があります。

資金不足や経営陣(医師・看護部長・事務長)の思考が古い。

スタッフの年齢や価値観は日々あたらしくなります。経営陣の思考が古いままであれば、成長を期待する若者にとって足かせになることも。

外観ですべて判断しきるのは難しいですが、十分就職先としての目安になります。

また、HPを閲覧して組織構造や役職者の年齢の確認も怠らずに。人物写真から受ける印象とかも大切ですよ。

⑥:スタッフの態度が思わしくない

職場は他人同士の集まり。
だからこそお互いの態度は心掛けたいところです。

どれだけ切羽詰まった状態でも、人としての対応・接遇は欠かせません。スタッフの態度は病院全体の雰囲気につながります。

  • 笑顔がない
  • 言葉使いが荒い
  • 説明・誘導が不親切
  • 見学に来たと言うと態度が変わる
    (「見学者なの?あっそ」みたいな)

なかでも私が念入りに確認するのは受付の態度です。
受付窓口はその組織全体の顔と呼べます。

誰だって顔がこわばっていたり、常にこわい表情の人とは仲良くしにくいですよね(汗)

急性期の病院だと緊迫感から常に笑顔とはいきませんが、それでも受付の接遇が明るい職場はおだやかな人が多い印象があります。

⑦:年齢層が偏っている

年齢層の偏りには注意が必要です。

若すぎるスタッフばかりでは知識や経験に不安を感じます。新卒に必要なのは経験豊富な指導者です。

逆に、あたらしい働きかたに柔軟なのは若者です。効率化を目指し、職場の風通しを良くする世代といえます。

高齢スタッフは知識や経験に溢れますが、経験年数=優秀ではありません。人間年齢とともに思考は凝り固まります。

私の経験的に「若いスタッフ6:高齢スタッフ4」ぐらいが健全な職場環境を支え続けると考えています。

⑧:常勤スタッフの数が異様に少ない

人手が少ない職場はそれだけ人材が出て行ってしまうということ。労働環境の悪さがうかがえます。

見学の際に、常勤で働いているスタッフの数は見落とさないようにしましょう。

就職したらそのままあなたの負担になります。

たとえば急性期で50床ほどの病院なのに看護師が日勤帯で3人とか。これは私の前の職場です。ほんとです。

とくに看護師と介護士の労働環境は”医療の質”に影響します。

人手不足はひとりひとりにかかる負担が増大し、インシデントやアクシデント(医療事故)の発生頻度がたかまります。

そういう職場は見学中に慌ただしさが肌で感じ取れます。

⑨:電子カルテの導入に無頓着

カルテ媒体をチェックします。

医療職は時代とともに書類業務が増えており、凡雑化しています。手書きでは単純に仕事量が増えます。

電子カルテは業務を安全に、かつ、最大効率化してくれます。

  • 書類処理が紙に比べて段違いに早い
  • すべての患者情報をPC一台で把握
  • カルテ情報をチームで素早く共有可能
  • 時系列情報がすぐに確認できる

以前まで紙カルテの職場に就いていました。

そこではリハビリカルテとナースカルテ、ドクターカルテがすべて別々に管理されていたため情報の共有がままならない環境下でした。

ただし、地方の小さな病院や個人回りとした施設では紙カルテで十分という環境もあります。また、訪問看護・リハは紙カルテになります。

⑩:労働衛生やスタッフのモラルが低い

ナースあさみさんのサイトで素晴らしいポイントが書かれていたので引用します。 

病院就職をする際に押さえておくべき点です。

  • スタッフ用のトイレがない
  • エレベーターは職員使用不可
  • 院内のコンビニの充実度がイマイチ
  • 虫が多い
  • 働いている職員の顔が疲れている

このほかに、トイレ内のごみ状況についてこう説明がありました。

「使い終わった目薬やコンタクト、飴ガムのゴミ、いやこれは普通のゴミでは…?ってものが捨てられていると、あぁ…って思います」

「女子トイレの場合、使い終わった生理用ナプキンやタンポンが捨てられているんですが、その捨て方を見ます」

ゴミ箱の中にその組織のリテラシーがつまっているんです。

鋭い意見です。

病院・施設の基本理念をチェックしよう【番外編】

就職先の「基本理念」について知っておく必要があります。

基本理念とは組織の土台となっている基本的な指針です。

就職すれば、その法人経営を支える一人になる。
法人にはそれなりの経営戦略があり、その戦略に則り運営します。

リハビリ職を例に説明します。

病院側はリハビリテーションを使って「地域医療の発展に貢献してもらいたい」と思っていたとする。

しかしあなたは「地域なんか興味ない」とかでは、そもそもの経営理念と合っていないことになります。

治療ばかりに集中し、経営方針にまったく興味がないのであれば「自分の好きなことだけしているただのスタッフ」ということに。

そのような人材は雇う側も不要という考えになります。

ブラックな病院・施設にある10の特徴:さいごに

ここまでお疲れさまでした。

仕事は「働いてみないとわからない」という定説がありますが、情報の行きかう現在ではその限りではありません。

苦労して取った医療国家資格を無駄にしないよう、健全な労働環境ではたらき、スキルアップしていきたいものです。

正しい求人票の見分け方については以下のリンクで紹介しています。

 

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