ゴグマジオスによってヒーラービルドは新たな進化を遂げました。ですが、巨戟アーティアの「スキル厳選」はかなり沼です。
そこで、防具の限界突破だけで作成できるビルドのご案内も兼ねて「2つのビルド」を備忘録します。
記事後半では、ヒーラーとして持つべきアイテムや立ち回りも解説します。
【MHWs】片手剣ヒーラー装備|巨戟アーティア×マルチ支援
まずは「巨戟アーティア」の考察から。
巨戟アーティアの「スキル&復元」の考察
汎用支援型の片手剣では、状態異常系(爆破や麻痺)を担ぐケースが一般的でしょう。その場合では「攻撃激化」が適すると考えます。
「巨戟アーティア」の復元パターンですが、ビルドに依存します。私は以下にしました。

EXは「4つが限度」と考えてリロールすべし
これから紹介するビルドは「会心率」が低く、攻撃激化によるマイナス補正も加わるので「会心率」は2つ付与。
スキルは「ヌシの魂」が出ればひとまずゴール。今回は運よく排出された、ヒーラーと相性の良い「白熾龍の脈動」を有効活用します。
「ヒーラー片手剣」巨戟アーティア+防具限界突破

護石は生産の「友愛の護石Ⅴ」でも代用可能ですが、できることなら「攻撃系&ヒーラー系」の護石が欲しいところ。

燈色は限界突破部位(防御力すべて未強化)

セット系スキル:守護のヴェール、超回復力、根性【果敢】
「ゴグマジオス」を想定したスキル配分ですが、装飾品を変更すれば「零式オメガ」をはじめ、各種モンスターに幅広く対応できます。
火力は「挑戦者」や「ヌシの魂」などで最低限はカバーしつつ、強化された「鎖刃刺激」で傷口のサポートも担います。
咆哮がうるさいモンスターには「回避距離2」を「耳栓2」に差し替えてください。
「ヒーラー片手剣」防具限界突破のみ
巨戟アーティアの「スキルおよび復元」の厳選はマジで沼ですし、メンドクサイ。
そこで、巨戟アーティアを使わないビルドもご紹介します。

護石はさきほどのと同じもの。
アーティア厳選は「攻撃6、斬れ味2」です。

燈色は限界突破部位(防御力すべて未強化)

セット系スキル:守護のヴェール、根性【果敢】(防御力すべて未強化)
「巨戟アーティア」を使用したビルドとの違いは以下。
- Lv1スロットの減少
- 「逆襲3」が発動
- 「体力回復量UP」の消失
- 「超回復力」の消失
Lv1スロットの減少はやや痛手ですが、こちらのビルドでも十分、ヒーラー役として就職できます。
【MHWs】片手剣ヒーラービルド|スキル補足&サブ武器の解説
ご紹介した2つのヒーラービルドの補足解説です。不要だと感じる方は飛ばして下さい。
「満足感」の解説
☆9をはじめ、高難度クエストではたくさんのアイテムを消費します。周回していたら1000個以上あったハチミツがあっという間に…。

わりとマジです。
「満足感」は素材コストの削減に役立つので、ヒーラーの寿命を延ばすスキルだと考えてください。
「白熾龍の脈動、体力回復量UP」の関係性
巨戟アーティアでは優先度の低い「白熾龍の脈動」ですが、ヒーラーでは、体力回復量UPとのシナジーが効果的です。
「体力回復量UP」は味方の回復量を増幅させる以外にも、リジェネ効果(超回復力)の回復量にも影響します。
堅牢さが求められるヒーラーらしい関係性なんです。
「守護のヴェールⅠ」の小技
| スキル | 効果時間 | スキル効果 |
| 守護のヴェール | 3分 | 装衣を着た瞬間から発動 |
「守護のヴェール」は装衣を脱いでも効果が続きます。普段使いの装衣が切れたら「隠れ身の装衣」に替えることで、防御効果を維持できます。
サブ武器に「狩猟笛」を担いでみる
広域バフがあるので、不必要かも知れません。ひと手間かかりますが、バフを重ねられるという点では担いで損はありません。
おススメはお手軽最強の「ガルシュハド」大先生。

狩猟開始前に、攻撃力UP【大】をはじめとした各種バフを奏でることで、PTをより強化することができます。
【MHWs】ヒーラービルドの「重要スキル」と「アイテム」
ここからはヒーラービルドを扱う上で「大切なお話」をします。
内容はこちらでも似たことを語っています。過去の情報にはなりますが、よろしければご覧ください。

»【MHWs】片手剣ヒーラー装備|広域化&激励【鑑定護石採用】
ヒーラービルドで「重要」なスキル
個人の見解を含みますが、赤線の3つは必須です。
| スキル | 効果 |
| 広域化5 | アイテム効果をかなり広い範囲の仲間にも与える |
| 早食い3 | 食べる速度がかなり速くなる |
| 満足感3 | 食べたり飲んだりするアイテムが一定の確率で、もう一度使える |
| 耳栓2~3 | 大型モンスターの咆哮に対する耐性を持つ |
| 緩衝1 | 自身、仲間双方のダメージリアクションの無効化 |
これらのスキルを前提に、火力スキル>サポート系スキル(火耐性など)を考えていきます。
ヒーラービルドが持ち込む「アイテム」と「ショトカ」
ヒーラービルドは「持ち込むアイテム量」が多いので、クエストに応じた厳選が欠かせません。

ヒーラー用の持ち込みアイテム(汎用)
この配列にした理由はアイテムスライダー上での使い分け。左側に火力バフ、右側に罠アイテムになります。
回復薬グレートなど、調合分も持ち込みます。
零式オメガなど、高難度クエストでは「満足感3」付きでも調合を要することがあります。

筆者はショトカ登録を8つまでにし、アイテム選択の誤りを防止しています。
【MHWs】ヒーラービルドを扱う上で、心がけてほしい事

高難度クエストの出現により、太刀やヘヴィでも「広域化」を付けた野良を見かけます。
ただし、武器にはそれぞれ「得手不得手」が存在するので、闇雲に「広域化」を付ければいいわけではありません。
ヒーラービルドを扱う「条件」
| ヒーラービルドを扱う条件 | 理由 |
| 4pt(3火力+1ヒーラー)が基本 | 火力とヒーラーのバランスのため |
| 高難度クエストであること | 低難度クエでヒーラーは不要 |
| 不慣れなメンバーのいるpt | 「自分のせいで…」という重圧の緩和 |
| 扱う武器とヒーラーに熟知し、 モンスターの動きを理解していること |
ヒーラー系スキルへの理解力と、 PSがヒーラーとして余裕を生む |
これらの条件が揃うことで、高難度クエの達成率が底上げされます。
ヒーラー(片手剣)の「立ち回り」
マルチ支援重視でも、火力に貢献しないヒーラーは通用しません。
片手剣の強みは「抜刀状態でアイテムを使える」こと。 手数を切らさず回復やバフを行う操作力が求められます。
モンスターの麻痺中は、麻痺終了に合わせた罠設置や、 チャンス時にはすかさず「怪力の丸薬(バフ)」をかけるなどの器用さも重要。
そして何より、自分が絶対に乙らないこと。「心眼」を活かした、やや俯瞰的な立ち回りも生存ポイントのひとつです。
では。
