スポンサーリンク
【PR】当ブログでは広告リンクが含まれる場合がございます。

【三人麻雀】完全2翻縛りルールで「勝ち続ける」方法【戦略編】

麻雀

うい「完全2翻縛り」で勝ち続ける方法を学びます。

今回は「三人麻雀の参考書」と「完全2翻縛りの強者」の意見やデータを組み合わせた内容です。

鉄強を目指す方は、ぜひさいごまでお読みください。

恐らく、唯一の完全2翻縛りルール解説ブログだと思います――多分。
スポンサーリンク

【三人麻雀】完全2翻縛りルールで「勝ち続ける」には

サンマで勝ち続ける人を観察するとひとつ分かることがあります。それは偏りの利用が上手な人です。

三人麻雀は「偶然の偏り」が激しいゲームです。その偏りを理解し、上手く付き合える人が勝ちやすくなります。

データで勝つ三人麻雀」でも、三麻の偶然性について言及しています。

「偏り」をどう考えるか?

偏りについて、完全2翻縛りの強者はこう言います。

  • ラッシュに備え、ラッシュを利用する
  • ラッシュ時に幾ら稼げるか把握しておく
  • ラッシュを信じて腐らず、謙虚に打ち続ける

「ラッシュ」とは、誰しもに訪れる『妙にあがり続けられるチャンスタイム(偏り)』を指します。

そのラッシュを引き寄せ、どうコントロールすればよいのか…。その戦略を考えていこうと思います。

【三人麻雀】四麻と三麻など、ルールの違いを分析

戦略のまえに、各ルールの違いをおさらいします。

不必要だと感じたら『戦略編』まで飛んでください。

三麻と四麻の「相違点」をざっくりと

三麻と四麻の違いを「データで勝つ三人麻雀を参考にし、その相違点を並べてみます。

  • リーチ率が四麻より高い
  • 追いかけリーチ率が高い
  • 被ツモ時の支出平均が高い
  • 横移動率は少ない
  • 逆に副露は減る(チーが無い為)
  • 愚形リーチでの局収支が少ない

サンマは「門前で殴り合う」傾向が高く、副露が少ないとされます。

ですが「完全2翻縛り」では『鳴きが増える』傾向にあります。混一色など、鳴き手は手っ取り早く2翻を確保できるからです。

完全2翻とありありルールの「相違点」をざっくりと

お次は「完全2翻縛り」と「ありあり」ルールの相違点を考えます。

以下は「ありあり」ルールのセオリーです。

 あがり関連

  • 鳴きすぎずにリーチしろ
  • 良形で最速を狙え
  • トイトイや染め手を狙いすぎるな

 放銃関連

  • 放銃を減らせ
  • ノーテンで放銃するな
  • 無理に流局テンパイを狙うな

「完全2翻ルール」と共通点は「放縦関連」です。しかし、あがり関連は『ほぼ真逆』だといえます。

おなじ三麻でも「完全2翻縛り」では、攻め方を変えていく必要があります。

【三人麻雀】強くなるコツ!完全2翻縛りの手役作り【実践編】
三人麻雀が「強くなる方法」を分かりやすく解説。2翻縛りを中心に、どんなルールにも通用する内容です。

»【三人麻雀】強くなるコツ!完全2翻縛りの手役作り【実践編】

【三人麻雀】完全2翻縛りルールで「勝ち続ける」方法【戦略編】

さて、ここからは「戦略面」です。

ラッシュを引き寄せ、ラッシュから身を守る手引を、メモ書き的に書いていきます。

勝ちは運だが、負けの回避は技術です
(データで勝つ三人麻雀、より引用)

データー以外に個人の経験をも含みます。うのみにせず、(* ̄- ̄)ふ~ん、ぐらいでお読みになり、よさげな点を取り入れてみてください。

攻めの戦略

 愚形リーチを考える

  • 456は「筋、無筋」でもあがり難い
  • 37は0枚見えまでで、「筋」でそこそこ
  • 28は愚形でも悪くなく、「筋」で優秀
  • 19は「筋、無筋」ともに優秀
  • 字牌は1枚見えで優秀

 追いかけリーチの判断

手役と赤があり、相当な危険牌を切らず、リャンメン立直は追っかけ判断。赤4以上も追っかけ。

一向聴の押し引きは、基本「リャンメン両門」で考える。

 待ちの形

  • 愚形でも、12、89は優秀
  • 全赤ルールなら258待ちを作りたい
  • シャンポン待ち4枚残りは立直優位感
シャンポン待ち4枚残りは「壁側牌」で、より効果的。

 親はリーチ優位

これは言うまでもなく。

 雀頭の無い鳴きに注意

雀頭が無い、雀頭が無くなるような、鳴きをしても損することが多い。

 門前で2役を考える

子は2役系をなるべく「門前で」つくる。基本は「タンピン」で、ダマ和了を狙う。

 聴牌外し

愚形 ➡ 良形変化や、門前2翻確定の変化は狙いたい。

但し、2翻縛りルールだと「うっかりツモ」があるので状況次第。

 メンツ手を考える

四連形を大切に。
一向聴ではダブルくっ付きに持っていく。

 七対子を考える

4トイツで「七対子」を意識するが、基本どんな状態からでも七対子はできる。悪い配牌では一考の余地あり。

悪い配牌で「役牌の対子」があるときは、暗刻にするつもりで七対子を狙う。

その過程でドラ、赤は切らず、親へのアンパイを考えながら打つ。

 役の渡りを考える

手牌に役役があり、一向聴から「平和、混一色」への渡りを見逃さないこと。

具体的には「役役以外の部分が順子」なら平和。「役役以外の部分に暗刻が一つある」なら染め手。

 二向聴(一向聴)で和了形を決める

二向聴で形を決めて、一向聴でぐずつくなら防御を意識。

詳しいことは、記事のおわりに書いています

防御の戦略

 みえみえの手に放銃しない

リーチや染手、対々和にやすやすと放縦しない事。

 鳴きに意識を払う

「鳴き混一色」でその色の余剰牌が出て、こちらが不利ならオリ。

相手の二副露はほぼ立直、三副露はテンパイとして考える。あと、赤ポンに放銃するな。

 手牌の価値と押し引き

基本的には「赤ナシ、ドラなし、抜きドラなし」は引き気味で構える。

理想は「リャンメン両門」での押しだが、子での向聴押しは基本はオリの姿勢で。

愚形押しは最低でも「高打点、優秀な待ち」。ただし、親は攻めの姿勢。

 役牌のドラを捨てる判断

自分の手牌価値が低いと判断したときは、10巡目以降は捨てない方が無難。

 完全2翻縛り、全赤ルールの5切りは警戒

23からの5切りなど、平和固定(2翻確定)があり、「無筋14、69」は警戒。

数牌の属性、マタギやソバテン危険など、危険牌データは膨大なので「データで勝つ三人麻雀」を参考にされたし。

 ワンチャンスや壁

壁やワンチャンスは使えるが、無筋暗刻(444、777持ち)からの切りは危険。

気構え、メンタル戦略

 誰にでもチャンス、ミスはある

  • ラッシュを信じて腐らず、謙虚に打ち続ける
  • ミスしたときに前局のことを考えるな

精神状態が左右される麻雀では、自分なりのメンタルヘルスを持ちたいところ。

 上家からは鳴かない

ツモ抽選を増やす目的だが、あくまで気構え。
キー牌だったりテンパイ牌なら当然鳴く。

「一向聴」での打ち方を考える

完全2翻縛りルールでは「一向聴」が悩みどころです。こんな局を経験しました。

三筒:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒赤:麻雀王国五筒赤:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国八筒:麻雀王国八筒:麻雀王国九筒:麻雀王国三索:麻雀王国五索赤:麻雀王国七索:麻雀王国九索:麻雀王国 三索:麻雀王国ツモ

5巡目、ドラ8索。
ここに3索を持ってきました。

ストレートに8筒、9索切りが浮かびそうですが、「4-7筒」は既に5枚見えです。さあ、どうするか。

実践では9筒を切りを選択。
理由は、追いかけリーチ率の高いサンマでは、最終形「4-7筒待ち」では勝機が薄いと考え、一旦筒子メンツを固定しました。

以下、最終形。
3索アンコは望外でした。

三筒:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒赤:麻雀王国五筒赤:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国八筒:麻雀王国八筒:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国五索赤:麻雀王国七索:麻雀王国

片筋6の愚形リーチですが『0枚見え、打点有り、先制リーチ』を活かします。

結果は9巡目に6索ツモ。
あくまで成功例ですが、答えが怪しく難しい一打です。

完全2翻ルールは、ツモ次第ではチャンス手がオリに向かわざるを得ないケースが多々あります。そのことを念頭に、柔軟に構える必要性がある一局でした。