完全先付2翻縛り(以下、完全2翻縛り)で勝ち続ける方法を学びます。
今回は「三人麻雀の参考書、完全2翻縛りの強者」の意見やデータを組み合わせた濃い内容です。
サンマ鉄強を目指す方は、さいごまでお読みください。
【三人麻雀】四麻・三麻のルールの違いを分析
先ずは、ルールの違いからおさらいします。
三麻と四麻の「戦略の違い」をざっくり解説
三麻と四麻の違いを「データで勝つ三人麻雀」を参考に、その違いを並べてみます。
- リーチ率が四麻より高い
- 追いかけリーチ率が高い
- 被ツモ時の平均支出額が高い
- 横移動率が低い
- 副露率が低い(チーがないため)
- 愚形リーチの局収支が低い
つまり、サンマは門前で殴り合う傾向が強く、副露は少ないとされます。
ところが、完全2翻縛りでは、鳴きが増える傾向があります。
混一色・対々和など、鳴きで手っ取り早く2翻を確保できる役があるためです。
そこで、「鳴きを踏まえた手役作り」を学ぶことも重要になってきます。

【三人麻雀】完先2翻縛りルールで「勝ち続ける」方法|戦略編

さて、ここからは「戦略面」です。
データだけでなく、個人の経験も含みます。ご了承ください。
勝ちは運だが、負けの回避は技術です。
(データで勝つ三人麻雀)
攻めの戦略
【愚形リーチを考える】
- 456は「筋、無筋」でもあがり難い
- 37は捨牌0枚見えまでで、「筋」でそこそこ
- 28は愚形でも悪くなく、「筋」で優秀
- 19は「筋、無筋」ともに優秀
- 字牌は捨牌1枚見えで優秀
【追いかけリーチの判断】
手役と赤があり、相当な危険牌を切らず、リャンメン立直は追っかけ判断。赤4以上も追っかけ。
一向聴の押し引きは、基本「リャンメン両門」で考える。
【待ちの形】
- 愚形でも12、89の牌は優秀
- 全赤ルールなら「258」待ちを作りたい
- シャンポン待ち4枚残りは立直優位感
【親はリーチ優位】
これは言うまでもなく。
【雀頭の無い鳴きに注意】
雀頭が無い、雀頭が無くなるような鳴きは損することが多い。
【門前で2役を考える】
子は2役をなるべく門前でつくる。基本は「タンピン」で、ダマ和了を狙う。
【聴牌外し】
愚形から良形変化への、門前2翻確定の変化は狙いたい。
【七対子を考える】
4トイツで「七対子」を意識するが、基本どんな状態からでも七対子はできる。
悪い配牌では一考の余地あり。
その過程でドラ、赤は切らず、親へのアンパイを考えながら打つ。
【役の渡りを考える】
手牌に役役があり、一向聴から「平和、混一色」への渡りを見逃さないこと。
- 役牌以外が順子なら平和を狙う
- 役牌以外に暗刻が1つあるなら染め手を意識
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これだと筒子メンツ落としの染め手を意識するかも。
【二向聴(一向聴)で和了形を決める】
二向聴で形を決めて、一向聴でぐずつくなら防御を意識。
防御の戦略
【みえみえの手に放銃しない】
リーチや染手、対々和にやすやすと放銃しない事。
【鳴きに意識を払う】
他家が「鳴き混一色」をしていて、その色の余剰牌が出てきたら注意。この場合、こちらが不利ならオリ。
相手の二副露はほぼ立直、三副露はテンパイとして考える。
あと、赤ポンに安々と放銃するな。
【手牌の価値と押し引き】
基本的には「赤なし、ドラなし、抜きドラなし」は引き気味で構える。
理想は「リャンメン両門」での押しだが、子での向聴押しは基本オリの姿勢。
愚形押しは最低でも「高打点、優秀な待ち」だが、親は攻め優位。
【役牌のドラを捨てる判断】
手牌価値が低いと判断したときは、10巡目以降は捨てない方が無難。
【ワンチャンスや壁】
壁やワンチャンスは使えるが、無筋暗刻(444、777持ち)からの切りは危険。
気構え、メンタル戦略
【誰にでもチャンス、ミスはある】
- 浮上を信じて腐らず、謙虚に打ち続ける
- ミスしたときに前局のことを考えるな
精神状態が左右される麻雀では、自分なりのメンタルヘルスを持ちたいところ。
- メンツ手にならない手牌は「七対子」がある
- チャンスは三倍満を狙え
【上家からは鳴かない】
これはあくまで気構え。
ツモ抽選を増やす目的だが、キー牌であったり、テンパイ牌なら当然鳴く。
【三人麻雀】一向聴からの選択|最終形を考える
完全2翻縛りルールでは、一向聴からの打牌選択が悩みどころです。
次の局面を考えてみます。
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ツモ![]()
5巡目、ドラ8s。ここに3sを引きました。
何を切るのが正着でしょうか。
実践での選択
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ツモ![]()
索子の形から、愚形聴牌が想定できます。
打牌候補は、断么九を見込める9sか、筒子を整理する8pです。
実践では9p切りを選択。
追っかけリーチ率の高いサンマでは、最終形が4-7p待ちでは勝機が薄いと考え、筒子のメンツを固定しました。
最終形
3sアンコは望外でした。
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片筋6の愚形リーチですが、「捨牌0枚見え・打点あり・先制リーチ」を活かします。
結果は9巡目に6sをツモ。
和了できましたが、正解だったかは判断の難しい一局でした。
完全2翻縛りでは、ツモ次第でチャンス手からオリを選ばざるを得ない場面もあります。
そのことを念頭に置き、柔軟な打牌を心がけたいところです。
