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言語聴覚士は「リハビリが理解される職場」で働いた方がいい

コラム

言語聴覚士として働いていると、続けるか辞めるかを考える瞬間が来ると思います。

とりあえず意味なく「転職したい…」という動機だとちょっと注意。

私の経験を通して、STはどんな環境で働くべきなのか、語りたいと思います。

【転職】経験のある言語聴覚士が転職で意識すべき「2つ」のマインド
経験者の転職に必要なこと。それは「価値基準を他人に定める」「転職先にある価値観を知る」ことです。

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言語聴覚士は「リハビリの仕事が理解される環境」で働いた方がいい

申し訳ないのですが、いきなりリアルな話しから始めます。

すべての職域が、患者をリハビリテーションの視点で扱っていません。このことを踏まえたうえで、お話しします。

職場次第では、リハビリは理解されない?

働いていると、リハビリテーション(re-habilitation)の考え方が必ずしも職場内で共有されていないと感じることがあります。

たとえば、食形態を上げたことをきっかけに、他職種から「余計なことしないで!」といった強い言葉を向けられた経験を持つSTもいるのではないでしょうか。

かづお
かづお

私はありました。

個人の経験ですが、「STが目指す支援」と「病院側の方向性」との間にズレが生じることは、決して珍しくはないと感じています。

なぜ、ST(リハ職)は理解されないのか

医療制度上、STにできることは、どうしても短期的な範囲に限られます。一方で、長期的な管理を担うのは、多くの場合、リハ職以外のスタッフです。

そのため、たとえSTの意に沿わない方向性でも、STだけが理解されるのは難しいのだと思います。

しかし、患者の生活を支える重要な役割を担っていることに変わりはありませんし、重要なのはそう感じられる環境に身を置けるかどうかです。

かづお
かづお

結構、マジな意見です。

言語聴覚士の仕事観は「環境」と「立場」で大きく変わる

職場、環境、ひと…。

それぞれの立場から「就くべき場所」を考える必要があるのでは、と思うのです。

とある元言語聴覚士の発言「STは誰でも出来る」

とある元言語聴覚士のブログにて「STの仕事はだれでも出来る」という発言がありました。

その方はSTを10年続けられた方で、新卒の時点からSTに関心がなかったようです。

とても悲しい発言ですが、きっとこの方は「STを表面上」でしか経験してこれなかったんだと思います。

かづお
かづお

正直、STは誰でも出来ません。

フリートークひとつ取って見ても、評価と治療を網羅的に繰り返す高度なリハですが、素人目線ではただの会話に映るのでしょう。

誰にでも出来そうな分野であっても、最終的にプロと素人では質に大きな差が生まれます。

おそらくその人は「誰でも出来る仕事」と思えるような「環境」に身を置かれていたのかも知れません。

「環境」が違えば、STは続けられるのか?

こたえは「Yes」です。

わたしの先輩で進路上、致し方なくSTになった方がいます。STに深い興味はなかったようですが、その方は10年以上キャリアを積んでいます。

いまでは「楽しいよ」と言っていました。新卒で就いた職場を聞いてみたところ、有名なリハ病院だったそうです。 きっと、先輩にとって環境との相性が良かったんだと思います。

逆にどんだけ熱量があっても、ブラックな環境で働いていたら「STなんて辞めたれ!」と考えることもあるはずです…。

言語聴覚士の私が職場のパワハラを対処した方法【実際の記録を公開】
ハラスメントの対処に必要なのは「記録」です。その後「報告書」「勧告書」をもって職場に訴求します。

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一時期の私がそうでした…(汗)

すこし話をまとめます

  • 関心がなければ、続かない
  • 関心がなくても、続く人はいる
  • 熱意があっても、辞める人はいる

じつはこの3つには共通点があります。そう、環境その人自身です。

先述した「10年のキャリア」を持つ2人とも、STには無関心だったのに、その未来は違いました。

私個人の意見としては、どこで働くのか次第で、言語聴覚士としての展望は変わってくるのだと思います。

言語聴覚士を「理解する職場」に身を置こう

「餅は餅屋、花は花屋」というやつで、就くならリハビリに特化していて「STに理解のある職場」が理想的です。

リハビリテーション医療はチームプレー。

リハビリ医、看護師、介護士、理学療法士、作業療法士、管理栄養士、医療ソーシャルワーカーなど、各領域のプロフェショナルが一丸となり、持てる力を尽くさなければ、理想のリハビリテーションは行えないと確信しているからだ。

» 長嶋茂雄の主治医が語る、リハビリに「ドクターX」が要らない理由|DIAMOND online

とはいえ、なかなかこういった職場に巡り合えないのも現実。

そんなときは、いまの職場と自分自身を見つめ直してみてはいががでしょう。

【患者対応】リハビリができないと悩む言語聴覚士へ【症例報告あり】
「リハビリらしいことができていない」と悩む言語聴覚士へむけて記事を書いてみました。

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ではー。