【厳選】成人領域の言語聴覚士におすすめする臨床特化の本をご紹介

STコラム

こんにちは。言語聴覚士のかづおです。
今回はSTの臨床に役立つ参考書をご案内します。

新人のころ、先輩方に勉強の質問をすると沢山の本をすすめられました。

かづお
かづお

でも、STの参考書って沢山あって迷いませんか?

今回は、私がいまでも臨床で助けられる参考書を「分野別に厳選」してご紹介します。
領域は成人分野です。

どの本を買えばいいか分からない方は参考にしてください。

 

▼勉強方法の悩みはこちらを参考に
»【患者対応】リハビリらしいことができていないと悩む言語聴覚士へ
» 新人言語聴覚士が実践したい勉強法【方法:報告書&バイザーを作る】

スポンサーリンク

成人領域の言語聴覚士におススメな参考書

ここでは以下の領域に対応する本を、厳選してご紹介します。

すべて成人領域になります。

  • 失語症
  • 高次脳機能障害
  • 嚥下障害
  • 運動性構音障害
  • 脳画像

かなりおススメできる書籍になります。

かづお
かづお

では、本の紹介に進みます!

スポンサーリンク

失語症

失語症はこの2冊が臨床をフォローしてくれます。

①:聴理解や呼称訓練など、モダリティー別に失語症訓練の基礎を学べます。

②:訓練に着目したより実践的な参考書になります。

とりわけ「失語症臨床ガイド」はそれぞれの症状別に解説しています。

「重度ブローカーの喚語と発語失行の訓練」
「感覚失語への意味を利用した単音節訓練」

「純粋失読への視覚系を対象にした基礎訓練」
…などなど…

この本の素晴らしいのが、広く周知されている訓練方法だけでなく、その患者さんに向けた独自の方法で訓練内容を紹介している点です。

まさに「訓練プログラムの辞書」といえます。

高次脳機能障害

高次脳臨床で大変お世話になった2冊です。

2冊ともそれぞれ機能局在から訓練方法まで、わかりやすく丁寧に書かれています。

症状別に課題シートが掲載されており、2冊とも付録のDVDで印刷することができます。

基礎訓練から日常生活への援助法まで網羅しており、OTさんにも人気がある本です。

スポンサーリンク

嚥下障害

嚥下の臨床には必須といえる2冊。有名どころです。

①:観察すべきポイントや、その対応法を挿絵付きで分かりやすく解説しています。

②:その名の通り、聴診から嚥下病態を拾う、ガチのトレーニング本です。

買ってよかった!と思えたのが「付録のDVD」による嚥下の病態、VF・VE、嚥下音の解説です。

 

VFや嚥下音などはその機会に恵まれないとなかなか学べませんよね。そんなSTの強い味方になります。

うえに紹介している「頸部聴診法トレーニング」を参考に書いたブログもあります。

【頸部聴診法】VFのない病院での嚥下評価でSTが意識していること
VFのない病院での嚥下評価、とくに頸部聴診法について意識している3つのことを書いていきます。

»【頸部聴診法】VFのない病院での嚥下評価でSTが意識していること

運動性構音障害

この2冊によって、構音障害は「徒手的なアプローチ」が必要なんだと分かります。

運動性構音障害は音だけのアプローチでは足りないということが、痛烈に理解できます。

2冊ともアライメントや筋トーンの調整など、神経・筋促通によるリハビリテーション法が記載されています。

机上だけの構音訓練はこれで卒業です。
また、嚥下や呼吸訓練にも応用できます。

ほかにも「IMSTD」と呼ばれる方法で、徒手的アプローチを深掘りした参考書があります。

本の内容はこちらでご紹介しています。

【参考書紹介】ディサースリアへの徒手的アプローチを実践した結果
ディサースリアの徒手的治療法を解説した本をご紹介します。ディスのリハに悩むSTは必見です!

»【参考書紹介】ディサースリアへの徒手的アプローチを実践した結果

脳画像

療法士にとって必須である脳画像の知識を、この一冊でアップデートしちゃえます。

この本、ホント分かりやすくておススメです。

脳画像の種類や特徴から始まり、障害部位による神経症状など、画像付きでとても分かりやすくに書かれています。

まさに「百聞は一見に如かず」を表した参考書といえます。
それと、脳だけでなく、血管病変も紹介されています。

スポンサーリンク

【おまけ】ポケットマニュアルシリーズ【ST評価手帳】

言わずと知れた「ポケットマニュアル」シリーズのなかから1冊だけご紹介します。

ポケットシリーズ最大の利点は「携帯性」です。

たとえばですが「この平均年齢のカットオフって?」といった場面であんちょことして役立てます。

内容としては幅広く対応(ST領域以外もあり)しているものの、この本のみですべてを網羅するのは不十分だといえます。

やはり各種専門書に目を通す必要はあります。

とはいえ、臨床には必ず携帯しておきたい本です。

言語聴覚士にとって、参考書はこころ強い味方

一度買った本は捨てない限り、ずっと学ぶことができます。

これまで対応したことのない病態の患者さんを担当したとき、参考書の存在がとても心強い味方になります。

教科書通りにいかない臨床だからこそ、ともに戦う味方を手元に置いておきたいものです。

ではー。

 

▼伝え方の勉強法はこちらを参考に

【伝達力】忙しい医療スタッフへ端的に要件を伝える「3つ」の伝達法
スタッフとのやり取りが慌ただしい医療現場にて、私が実践しているスマートな伝達方法をおつたえします。

»【伝達力】忙しい医療スタッフへ端的に要件を伝える「3つ」の伝達法

STコラム
スポンサーリンク
Kazuo.blog

コメント

タイトルとURLをコピーしました